多世代に活動やサービスを提供する、全国でも類をみない給食センターに――令和4年度第2回市議会代表質疑④

令和4年度第2回市議会定例会の本会議レポートをお送りしています。今回は、選ばれる町田をつくる会会派の代表質疑の内容をお届けします。質疑通告書はこちら

議会録画から書き起こしたもので、正式な議事録ではありません。

●選ばれる町田をつくる会 代表 木目田英男議員

木目田議員:
中学校給食センターの整備について。学校給食によるバランスの取れた食事は、中学生の健康な体づくりや体力の向上、食についての知識の習得に大きく貢献するものと考えます。
また、温かくおいしい給食を求める声は年々大きくなっていると感じております。
今年3月に町田の中学校給食センター計画が公表され、今議会には給食センター整備と運営予算の上程がされており、本計画がスピード感を持って着実に進められていると感じております。
そこで、町田市で初めてとなるPFI手法を活用して、官民連携による給食センターの整備運営に取り組むとのことですが、PFI事業者を公募していくにあたって、事業者に求める能力について、また、事業者選定の実施方法とスケジュールについてお聞かせください。

市長:
中学校給食センターの整備についてお答えいたします。
私が目指す町田市の中学校給食センターは、中学生においしい給食を提供するのはもちろんのこと、地域に暮らす子供から高齢者まで、多世代に向けて食や健康をテーマにした活動やサービスを積極的に提供する、全国でも類を見ない給食センターでございます。
9月に公表した町田の中学校給食センター計画、もとい、今年の3月に公表した「まちだの中学校給食センター計画~おいしく食べて、地域みんなで健康に~」では、「食を通した地域みんなの健康づくり拠点」をコンセプトに掲げ、給食提供以外の時間も活用した様々な給食センターの活用可能性をお示しをしました。
この計画を実施段階に移すべく、来月から、中学校給食センターの整備運営を担う事業者の公募手続きを開始いたします。
この公募を通じましては、事業者に対して、私が重視するコンセプトへの十分な理解を促すとともに、市が求めるサービス水準を具現化する事業提案力と、食を通した健康づくりの活動、幅広に企画・実施できる事業展開力の二つの能力を求めてまいります。
事業展開力につきましては、生徒数が減少する局面で、最も効率的に給食センターを運営する工夫や、食の健康づくり拠点として広く活動する内容、環境面や防災面での取り組み、様々な地域主体とのコラボレーション方法などについて、総合的かつ具体的な提案を求めます。
次に、事業展開力につきましては、安全においしく、迅速かつ確実に学校給食が提供されることとあわせて、地域の健康増進や地域経済の活性化、公共施設の多機能化など、多様な観点から給食センターを積極的に活用し、時代の変化に柔軟に対応しながら、新しい価値を創造することができることを高く評価してまいりたいと考えております。
続いて、事業者選定の実施方法と今後のスケジュールについてございますが、これら事業者の事業提案力と事業展開力を総合的に評価するため、学識経験者・学校関係者を含む選考委員会が評価を行う「公募型プロポーザル方式」にて実施をいたします。
今後につきましては7月に、PFI法に基づく実施方針を公表した後、8月に公募を開始し、3月末までに利用者との事業契約を取り交わす予定でございます。


中学校によりよい給食とどけ隊@町田

東京都町田市の市立中学校の給食は、2020年現在約1割の利用率の選択制デリバリー給食。温かい全員制の給食を目指して活動しています。給食センター建設が決まりました。 メール➡︎machidanokyusyoku★gmail.com(★を@に) Twitter ➡︎@machidakyusyoku

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