3月町田市議会 中学校給食質疑まとめ

2020年3月27日の町田市議会・文教社会常任委員会では、中学校給食についての活発な質疑が行われました。

この委員会では、予算書の「中学校給食利用促進事業」および「中学校給食無料試食会の実施結果」の行政報告について、質疑が行われました。

今回はボリューム満載で、各議員さんが何を取り上げて質問したのかお送りします。


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   おぜき重太郎委員長

   おんじょう由久副委員長

   斉藤かつひろ委員

   石川好忠委員

   佐藤和彦委員

   松岡みゆき委員

   いわせ和子委員

   戸塚正人委員

   殿村健一委員


▼予算書の一部


【令和2年度予算「中学校給食利用促進事業」】
●給食のリクエストはどうとるか

松岡委員「年度途中に登録する生徒にも提供されるのか」

保健給食課長「年度途中に登録した生徒にも基本的には提供されるが、早い段階で食べていただきたいと考える。4月スタートの段階から5食を使えるようにしたいというのが一番のねらい」

松岡委員「代金を払う保護者の方々に納得してもらうことはとても重要。公平的な面から見ても、新しい1年生の保護者の方にも無料試食会を検討してほしい。私もここ数年、議会中に中学校給食を参考のために注文している。他の議員も多く頼んでおり、おいしくいただいているが、まだ9%台しか頼んでいないということで、多くの方に利用していただきたい」

松岡委員「町田市の栄養士が献立を作るにあたり、どのように生徒のリクエストの献立を取り入れていくのか」

保健給食課長「毎月、各学校、全生徒に配布している献立表や給食だよりのなかで、リクエストを書いて返送していただけるような形を取る。ホームページなどでもPRをしながら進めていきたい」


▼実際のリクエスト券(給食だよりの下部) 配膳員さんに手渡す仕組み


●給食時間を改善しないのか

いわせ委員「給食の試食会を実施したが、喫食率は大きく伸びていない。試食会後のアンケートの『給食を利用しやすくするために必要なことは何か』という質問では、『給食時間が長くなること』が回答の上位にある。なぜ給食時間を長くする取り組みをしないのか

保健給食課長「学校に対しては『ゆっくり食べたいお子さんに対しては食べさせてください』と依頼している。ただ、食べ終わって他の生徒さんが外に遊びに行くと、全体の流れで子ども自身があまり少人数で残って食べているということは見受けなかった。学校には一日の流れがあるので、今後検討していく」

いわせ委員「この試食会のときだけ時間を調整していた学校もある。私自身、現場を確認させてもらったが、先生方がちゃんと誘導してくれていたので大きな問題はなかった。子どもたちだとどれだけ時間が必要なのか、是非検証していただきたい」

いわせ委員「弁当容器の入れ替え費用はどこが持つのか?」

保健給食課長「保健給食課のほうで予算計上して入れ替えをしていく」

いわせ委員「業者さんが負担をするのではなくて、町田市が負担をするのか」

保健給食課長「町田市のほうで負担する」

(追加発言)

保健給課長「(町田市負担は)間違いではないがもう少し検討する」


●予算書に掲載されている内容のほかに行う取り組みは

斉藤委員「学校給食の利用促進について、予算書に載っている内容と別に加わる内容はあるか」

保健給食課長「アンケートの結果に『温かいものが必要』『量が調節できたほうがいい』という意見があった。2020年度の予算には何も反映していないが、試しにやってみることが難しい。うまくいかなかったからやめる、というのではよくない。『温かいものの提供』は、先行自治体を視察して町田に取り入れることが可能か検証する」


●今の給食は本当に給食と言えるのか

殿村委員「中学校給食の論拠とするところはなにか」

保健給食課長「生徒の健康な体を作っていくためのものであること、また食育のための教材の一つであることということで、中学校給食を設定している」

殿村委員「町田市の中学校給食は『学校給食法』に基づいて運営されているものということか」

保健給食課長「その通りです」

殿村委員「学校給食法は目的の中に、『食に対する正しい理解と適切な判断力を養う』ということが述べられている。町田市の中学校給食は学校給食法の実施基準について実行されているということで理解していいか」

保健給食課長「その通りです」

殿村委員『学校給食実施基準』の中では、『全ての生徒児童を対象に、毎週5回、栄養が行き届いた内容の給食を提供する』とある。この実施基準に照らしあわせて町田市の中学校給食は、どのような状態と判断するか」

保健給食課長「町田市の中学校給食は選択制ではあるが、『学校給食法』に基づいており、実施基準にも基づいている。給食をとっていただく環境を提供しており、その中で必要な方が給食を食べていただくということで、給食法の方針に則ったものである。実施方法は自治体が決定をするものであるので、給食を食べていないお子さんについてそれが十分に適用されていないわけではない」

殿村委員「今回の無料試食会で行った給食が中学校給食で、ご自宅から持ってきているお弁当は中学校給食ではないのでは」

保健給食課長「自宅から持ってきた弁当を学校給食とは呼ばないが、学校給食を提供できる環境は整えている中で、あるいは中学校で行っている食育の活動に照らした中で、給食を選択することができると定めているので、それをお弁当と呼ばないのかと言われると、性質的には給食ではないが、その必要とするものを選択されているもの、というふうに認識している

殿村委員「要するに、家庭から持ってくるお弁当は中学生給食ではない、給食を選択できる環境がある、ということかと思う。私が聞いている『家庭から持ってくる弁当は中学校給食か』ということについては『そうではない』とはっきりとお答えがあった。そうなると、9割の生徒は中学校給食ではない。「学校給食摂取基準」を満たし、基本的に週5回、栄養が行き届いたものが、学校給食法が求めている給食。中学校給食を本当の意味で実施しているということには値しないのではないか」

保健給食課長お弁当がその給食に値しないような内容であるということも、特に考えていないので、見解の違いではないかと思う

殿村委員「お弁当は中学校給食に値しないということを検証することなどできない。それぞれのご家庭から持ってきているお弁当を、栄養素を基準に照らして確認することはできないのではないか?」

保健給食課長「確認をする術という意味では持っていないが、家庭弁当が給食に『該当としない』ということにもならない」

殿村委員「その根拠は?」

保健給食課長「家庭弁当の内容を確認する術がないので、どちらともいえない部分が残っている」

殿村委員「今の答弁で、家庭弁当は中学校給食とは言えないとわかる。中学校給食と銘を打つならば、選択方式でも一定の以上利用水準の場合と、今の1割程度という場合では、質的に違う。ただこのあと行政報告があるので、この辺にしておきたい」


●弁当容器の入れ替えは本当に必要か

いわせ委員「昨年小学6年生に対して、中学校給食のパンフレットが配布された。中学校の入学式の説明会がある期間は特にアナウンスがなかった。その機会にPRがあれば、登録の促進につながったのではないか」

保健給食課長「小学校6年生の段階で中学校給食の登録をおすすめした経過はあった。中学校における新入生の保護者説明会でもPRをした。その間にPRは特にしていない」

いわせ委員「小学校のお便りに『公立中学校に上がる方は▲▲までが申し込みの期限ですから、ぜひご検討ください」という一行があるだけでも全然違うのではないか」

保健給食課長「いろいろな機会を通じてPRしていきたい」

いわせ委員「給食のイメージアップのために容器の入れ替えを行うということだが、2015年にも容器を入れ替えている。容器を替えたとき喫食率は上がったか」

保健給食課長「喫食率は徐々に下がってきている。容器を替えて喫食率は上がっていないだろうと思うが確認する

いわせ委員「2015年に容器を替えた理由が、例えば容器が消耗してしまったから交換したということであればわかるが、このときも喫食率を上げるために容器を交換したならば、今回また今年度に、容器を替える必要があるのかと疑問がある

保健給食課長「2015年の容器変更は、給食問題協議会の中で『給食の食材がおいしく見えるような色』という見解があって実施した。喫食率は、容器の変更では上がっていない。今年度容器の変更をするのは、生徒に好まれるのはもうちょっと明るい色合いでないか、というようなお話を伺ったため切り替えることでイメージアップにつなげる」

いわせ委員「そうすると、今回容器の入れ替えが必要なのか疑問を持つ。次の行政報告のところで確認させていただく」


▼食材の色が映えるという現行のお弁当箱(まちだ子育てサイトより)


●他の方式の検討は行わないのか

殿村委員「中学校給食の方式は今、選択デリバリー方式だが、さまざまな方式がある。小学校の給食との親子方式というような方式も、市内中学校では行っている。こうした柔軟な検討は行わないのか」

保健給食課長「今年度中学生に給食を試食してもらった目的が、弁当併用外注方式でどうしたら中学生がもっと利用するのか情報を得るためなので、方式を検討することは想定していない」

殿村委員「中学生は小学校の給食を6年間食べてきている。中学生に意見を聞いてみてはどうか」

保健給食課長「現在進めているのは、現状の給食方式において改善を進めるという取り組み。小学校の給食について質問して対応をするといった準備はしていない」

殿村委員「試食会をやった結果、喫食率が伸びていない。次なる検討が必要。全国に直営方式、親子方式、センター方式、いろいろあるが、全てのお子さん、多くの生徒さんに食べてもらえる方式を検討する段階にあるのではないか」

保健給食課長「中学校給食の無料試食会を行った目的は現状の改善をするための情報収集だった。弁当併用外注方式を改善することから2020年度は進めたい」



【学校教育部行政報告】

●行政報告「中学校給食無料試食会の実施結果について」

資料はこちら

①無料試食会の目的:現在の中学校給食をより多くの生徒や保護者に実際に食べて知ってもらい、試食後のアンケートにより得られた意見を給食の利用促進に反映すること

②試食会の参加状況:生徒の参加率 78.4%

③不参加者の主な理由:「食物アレルギーがある」「好き嫌いが多く、給食を頼みたくない」あるいは「もともと給食を利用する予定がない」など

④保護者の試食会参加者数:計489人

⑤アンケート結果(資料3、4):

・味付けの項目…生徒保護者ともに約6割以上の方が「ちょうどよい」と回答

・給食の量…生徒のうち給食の量が多いと感じている生徒は4割、少ないと感じている生徒が1割ほど

・今後給食を注文したいと思うか…生徒の2割、保護者の4割が「注文したい」「たまには注文したい」/生徒の6割、保護者の1割が「したくない」「どちらかといえば注文したくない」

「注文したくない」と回答した主な理由…生徒の第1位「家のお弁当が良いから」、第2位が「おいしくないから」、第3位「冷たいから」

保護者の意見は同率で第1位「量が合わないから」「給食を取りに行くのが大変だから」、その次が「食べる時間が足りないから」「給食を頼んでいる人が少ないから」。同様の設定で試食会を行っているが、生徒と保護者の意見では異なる傾向が見られた

・もっと給食を利用しやすくするために必要なことは何か(給食を食べていない人も含め、「必要」「どちらかといえば必要」の回答を合算)…生徒の意見の第1位「温かいものが食べられること」第2位「献立のリクエストを取り、生徒の希望を献立に取り入れること」、第3位が「量が調整できること」。保護者の第1位「給食時間が長くなること」、第2位「温かいものが食べられること」、第3位「量が調整できること」

⑥学校別の喫食率、予約システムの利用登録登録率:資料5参照

⑦まとめ:今回も無料試食会については約8割の生徒に参加してもらい、多くの中学生に現在の中学校給食を知ってもらうことができた。全体の喫食率については大きく伸びていないが、実際に給食を食べてアンケートに答えていただいた内容を検証し、その後の給食利用促進の取り組みにつなげていく。


●給食時間の確保と温かい給食への対応は

松岡委員「注文したくない生徒が6割で多い。理由として大きいなのは、生徒では『お家の弁当が良いから』、保護者は『給食を取りに行くのが大変だろう』と分析されている。また、もっと給食を利用するための要望には、生徒は1位が『温かいものの提供』、2位は『給食時間が長くなること』、3位が『給食を教室の近くまで持ってきてくれること』と答えていて、保護者も同じように感じていることがわかる。給食の準備時間を短くするために、給食を教室の近くまで持ってくることはできないか」

保健給食課長「給食を食べる時間までの温度管理、安全管理・衛生管理が難しいため、容易には解決できないと考える」

松岡委員「なかなか喫食率が上がらない理由として、試食会をした結果、本当に『食べる時間が短い』と生徒も保護者も答えている。そこを解決しないと平行線なのではないか。また、一番大きい理由が『温かいものを食べたい』ということだが、解決するための努力や、何かしらの道筋はあるか」

保健給食課長「現在の中学校給食において、温かいものを提供するには色々な条件整備が必要。2020年度にすぐに何かの取り組みに手をつけるより、部分的でも温かいものを提供している自治体の取り組みなどを参考にし、町田市に取り入れることができる方策かどうかを研究していくべき」

松岡委員「『頼んでいる友達が少ないと頼みづらい』ということが浮き彫りになっている。保護者に『子どもがそういう風に思っているのではないか』という思いが根本にあり、このあたりを解決していく必要がある。試食会後の喫食率は0.8ポイントしか上がっていないので、相当の努力が必要ではないか」


●今の給食で続けるのか判断する時期が必要

戸塚委員「お弁当を毎日作る側の保護者側は、なるべく労力を使わない形で子どもの昼食をと考えており、子どもたち側は弁当が愛情も感じられていいという、認識の違いが如実なのかなと感じた。その部分についてはどう受け止めているか」

保健給食課長「『家のお弁当がいい』という回答には、さまざまな理由があるのだろうと察している。アンケート上は、保護者のほうが『取りに行くのが大変だから』という答えが多いが、これは『大変だから』なのか『大変だろう』なのか。あるいは、中学生からは直接、『取りに行くのが大変だから頼んでない』という回答は数として出てきていない。もしかすると、家ではそういう(取りに行くのが大変という)話をしているが、アンケートに書いていないのかなと感じるところもある。また、家の弁当のよさとして『好きなものを入れてもらえる』ことが大きい。また、量の調節ができるというところもある。(給食について)子どもたちからは『おいしくない』と厳しいコメントをもらうが、保護者や議員の方々にはそうは言われない。その部分をデータから検証している。温度については、『そんなに温かいものがいいのか? 家庭の弁当も冷たいんだよな』と思うところもある。やはり温かいものがいいのであれば、提供方法も探っていきたい」

戸塚委員「今回の無料試食会とアンケートを踏まえて、どのような取り組みをやっていくつもりなのか」

保健給食課長「2・3年生に比べて、1年生のほうが喫食率の上昇率は高めだった。そこで、新しく入ってくる1年生に、小学校とは確かに違う給食のスタイルではあるものの『中学校の給食ってこれだよ』として食べてもらいたいとして、『5食分の無料提供』を予算に計上している。また献立表にカラーの写真を使う」

戸塚委員「これまで町田市では喫食率を上げるために、予算措置をしている。それで喫食率が上がらないのであれば、別のことも考える機会や時期が必要なのではないか。今後ずっと喫食率が低いまま、何年もやっていていいものなのか。どこかで一度立ち止まって、給食の政策として考える場所が必要なのではないか。また『(注文を)検討する』と答えた生徒、保護者のその後は追えているか」

保健給食課長「まずアンケートの追跡は、無記名のため追跡はできない。ほかの方策の検討については、試食会とアンケートの結果を検証していく。温かいものや量については、よく考えて進めていく。ただ、給食自体必要ないという方にまで登録させる必要性はないのではないか。やっぱりお弁当がいいのが、給食が利用されない理由の一つではないか。2割程度の給食を利用したい方々には、よりよいものを提供していかなくてはいけないと思う」

戸塚委員「『検討する』という答えは『やらない』と同義。だからこの項目を作ったことで、本音が聞こえなかった部分も多かった。いろいろやってきたが、やはり時期を見て検証してかないといけない。検証の時期は、市のほうでも決めおいたほうがいいのでは。喫食率10%の給食は普通じゃない。何年も続くようなら別のやり方も考えなきゃいけない。どこかで判断する時期が必要なのでは」

保健給食課長「いろんな意見が入ってくる。例えば温かいものを実施しているところが高い利用率でずっといってるのかなど調べている。なのでじっくりやってみたい。検証は進めながら改善していく」


●利用者ニーズは弁当箱変更ではなく時間

いわせ委員「無料試食会に参加しなかった2割の生徒の意見集約はしたか。しているなら、試食しなかった理由は」

保健給食課長「食物アレルギー、分量のこと、時間のこと、弁当が良い、好き嫌いが多い、あとは未記入も結構多く理由はわからない。また不登校の生徒が全体の5%ほどいる」

いわせ委員「2015年度も容器を変えたけれども喫食率は上がらなかったという前提がある中で、また今回、2020年度に容器買い替える必要があるのか。 生徒のアンケートでは 『お弁当容器のデザインを変える』ことについて『どちらでもいい』が36.3%、『必要ない』が35.8%。それなのにデザインを変える必要があるのか」

保健給食課長アンケートの数値からは、ここにあまり力を入れる必要性はないのかなという風にも感じる。しかし視覚的に明るいものにするとイメージも変わるのではないか。給食問題協議会でもそういった意見がある。否定ばかりもしていられない」

いわせ委員「保護者アンケートでも、デザインを変える必要はないというようなことが大きな数値をあらわしていることをお伝えする。また、保護者アンケートで求められる第1位が『給食時間が長くなること』『給食を教室の近くまで持ってきてくれること』『給食時間が長くなること』だが、配膳室を校舎の真ん中に持ってくるなどの工夫が必要ではないか」

保健給食課長「給食室の整備には大がかりな改修やエレベーター設置も必要。どこに費用をかけて改善をしていくかは検討が必要」

いわせ委員「『給食時間を長くする』ということは、子どもから保護者が直接聞いていることでもある。実際に私も『学校に給食があるのにどうして頼まないの?』と中学生に聞くと、『時間がないから頼まない』と。親としては頼みたいが、子どもに拒否をされているから頼めないと。そういうこともあるということを、ぜひ認識しておいていただきたい。また先ほど『見直す時期が必要』というお話もあったので、私もある程度の時期が来たら、親子給食にするとかを検討する必要があると思う」


●喫食率が目標達成できなかったときは

殿村委員「試食会に参加しなかった生徒の内訳は」

保健給食課長「食物アレルギーが約2%、量・時間・好き嫌い・体調が1.5%。未記入6%。その他5%、不登校の方が約5%で、合計14~15%くらいになる」

殿村委員「自由記述欄の意見を紹介してほしい」

保健給食課長「自由記述欄はグループ化して公表して行く」

殿村委員「主な項目もまだわからないか」

保健給食課長「『おかずを温かくする』というのが目立つ意見だった」

殿村委員「『今の方式をあらためてほしい』という声は今回のアンケートにはあったか」

保健給食課長『小学校給食のようなものがよい』『全員給食がよい』という意見はあった。また『給食はいらない』というコメントもあった

殿村委員「いつ頃公表するか」

保健給食課長「4月下旬を目指している」。

殿村委員「新年度の喫食率の目標数値は。また、その根拠は何か」

保健給食課長「目標値喫食率は30%。根拠は、今回のアンケートなどで約20%の方が『たまには利用したい』という肯定的なご意見があったことと、今度入学してくる中学一年生に早く知ってもらって食べてもらう取り組みで合わせて30%としている」

殿村委員「『週5回食べる・提供する』ことが、学校給食の基準の中に入っている。『たまには食べたい』といわれる給食が、学校給食の定義にあてはまるか」

保健給食課長「繰り返しになるが、給食は提供しているので、毎日食べたければ食べられる。『たまには食べたい』という答えの裏には、やはり『お弁当がいい』という意見が大きく反映しているのではないか。お弁当を作って持たせるということがそのお子さんとのコミュニケーションにもなるというご意見も伺っている。それほど困ってもいないし給食は必要もないという意見もある。週5日学校給食として提供しなければ、食育や子どもたちの健全な育成に支障が出るとは考えていない」

殿村委員「行政改革プランなどでは厳しい目標達成を求めているのに、中学校給食の問題では目標未達成での対応が極めて緩い。喫食率30%を必ず達成するのか、もしそれができなかったらどうするのか」

保健給食課長「達成できなかった時どうするのか、今お答えできる状況にはない」



●行政報告(町田市学校給食問題協議会)

保健給食課長「町田市学校給食問題協議会は、学校や保護者の代表者、学識経験者などからなる15名の委員により、2点の諮問内容について検討した。諮問内容の1項目目、『中学校給食について』は、現在『弁当併用外注方式』で提供している町田市の中学校給食について、利用促進のためにどのように行うことが望ましいか、その改善策等について諮問を行った。(中略)答申の概要は、『中学校給食』は、一点目『給食を知る機会の提供として、市民をはじめ中学校給食をよく知ってもらうための試食会の実施や、写真を使った PR に取り組むこと』、2点目『利用者の負担軽減として、申込みや支払いの利便性の向上や、改善にかかる生徒の負担軽減などに取り組むこと』、3点目『提供内容の充実として、牛乳アレルギーでの配慮、量の調整、温かい給食の提供、献立の工夫、弁当容器の変更によるイメージアップなどに取り組むこと』などが答申として示された」


中学校によりよい給食とどけ隊@町田

東京都町田市の中学校に、小学校のような全員給食を実現するため、活動しています。 2018年12月の町田市議会に23,168筆の請願署名を提出しましたが、不採択でした。 町田の中学生が、家庭の格差に関係なく、温かくおいしい給食を食べられるよう、これからもがんばります。 メール➡︎machidanokyusyoku★gmail.com(★を@に) Twitter ➡︎@machidakyusyoku

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